M3チップを搭載した新型MacBook Airが2024年3月8日にAppleから発売されました。
先代モデルのM2MacBook Airの筐体デザインをそのままに「M3」チップを搭載しマイナーアップデートしたモデルとなっています。
また、SoCの変更点意外にも外部モニターへ2台まで接続出来る様になるなど
嬉しいアップデートがされています。
M3 MacBook Airが気になっている方やMacBook Airの購入を検討されている方の参考になれば嬉しいです。
M3 MacBook Airの特徴まとめ
サイズ・デザイン
2022年に発売されたM2 MacBook Airにて筐体デザインを変更したばかりですが
M3 MacBook Airのデザインも同じデザインを採用しています。
ディスプレイサイズは
2サイズとなっており13inchと15inchとなります。
基本的に性能差はないので用途に合わせて選択する事ができます。
カラーラインナップに関しては、ミッドナイト、スターライト、スペースグレイ、シルバーの4色から選ぶ事ができます。
M2 MacBook Air発売時に追加されたミッドナイトカッコいいんですが
唯一指紋の付着が気になるカラーとなっていました。
今回のM3モデルから「酸化被膜シール」を採用し指紋が付きにくくなっている様です。
ただし、実機を確認しまいたが、指紋が目立つカラーなのは変わらず‥
指紋を気にしていた方は実機確認をする事をお勧めします。
M3 chipを搭載し性能向上
MacBook Pro14inchと同じ『Apple M3 chip』を搭載し性能が向上しました。
M3 chipは3nmプロセスで製造された最新のApple silicon
昨年の11月にMacBook Pro14inchに搭載されたものと同じ物がMacBook Airにも搭載されています。
コア構成はcpuが最大8Core、GPUが最大で10CoreのモデルでM1搭載のMacBook Airとの比較では最大1.6倍高速化されています。
M3 chipはGPUが大幅に強化されており、ハードウェアアクセラレーテッドレイトレーシング、ハードウェアメッシュシェーダーに対応し処理性能が向上しています。
さらにDynamic CachingによりGPUのメモリ使用を以前よりも最適化する事が可能になり
グラフィック性能をより高めています。
Appleによると
「Dynamic Cachingはプロ向けアプリやゲームのパフォーマンスを大きく引き上げ、ハードウェアアクセラレーテッドレイトレーシングは一段とリアルなイメージを生み出して臨場感あふれるゲームプレイを楽しめるようにします。」
とある
例えばApple公式のデータによると特に3Dレンダリングのパフォーマンス性能が大きく向上しています。
M2 chipとの比較をしても高速化している事が分かります。
動画編集に関してはM2 chipからの性の差はあまり感じる事がないかもしれません
ゲームのパフォーマンスもM1よりも1.6倍高速化していますが
特にBlenderなどの3D関連での恩恵が大きそう。
2枚までの外部ディスプレイ出力に対応
従来モデルのMacBook Airは1台までの外部ディスプレイ出力に対応していましたが、M3 MacBook Airでは2台までの外部ディスプレイ出力に対応しました。
しかし、条件付きとなり
ディスプレイを閉じた状態で最大6K解像度(60Hz)の1台の外部ディスプレイと最大5K解像度(60Hz)の2台の外部ディスプレイをサポートしています。
Wi-Fi 6Eに対応
M3 MacBook Airは6GHz帯域で通信ができるWi-Fi 6Eに対応し
より高速で安定した通信が可能となります。
価格
新型MacBook AirはM3チップを搭載してさらに進化したモデルでありながら、M2モデルから価格は据え置きの164,800円からとなっています。
円安の影響があるかと思われましたが、価格据え置きしてくれたAppleにありがとうですね!