MacBook Air 2020 / 2019 スペック・価格の違いを比較
Appleから突如発表された新型MacBook Air(3月18日発表/3月27日発売)CTOでクアッドコアが搭載可能になり、MacBook Pro16インチで採用されたMagic keyboardを搭載!
さらに価格の値下げが行われており、ストレージ容量が2倍になった事で多くのデータを保存できるようにもなった。
今までよりもさらにコストパフォーマンが優れたモデルとなっています!
MacBook Air(2020)、2019年モデルと比較してみようと思います。
デザイン

MacBook Air(2020)はMacBook Air(2019)からデザインの変更点は無く今回のアップデートでは非常にいい点ばかりが多いですが
処理性能が向上した代わりにデメリットもあり、本体の厚みが0.5mm増し、重量も40g重くなった。
さらにバッテリー持ちが11時間に変更になっており2019年モデルから1時間程、悪くなっています。
MacBook Air(2019) | MacBook Air(2020) | |
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ディスプレイ | ・13.3インチRetinaディスプレイTrue Toneテクノロジー | ・13.3インチRetinaディスプレイTrue Toneテクノロジー |
解像度 | ・2,560 x 1,600ピクセル(227ppi) | ・2,560 x 1,600ピクセル(227ppi) |
Touch Bar | × | × |
Touch ID | ○ | ○ |
サイズ | ・0.41〜1.56×30.41 × 21.24cm | ・0.41〜1.61×30.41 × 21.24cm |
重量 | ・1.25kg | ・1.29kg |
ポート | ・Thunderbolt 3(USB-C)ポート × 2 | ・Thunderbolt 3(USB-C)ポート × 2 |
カメラ | ・720p FaceTime HDカメラ | ・720p FaceTime HDカメラ |
カラー | ・シルバー、スペースグレイ、ゴールド | ・シルバー、スペースグレイ、ゴールド |
プロセッサ/GPU/ベンチマーク

MacBook Air(2020)は第10世代Intel Coreプロセッサ(Ice Lake)を搭載しデュアルコアからクアッドコアへのCTOが可能になり、最大で2倍の性能を出せるようになり、グラッフィック性能に関しては80%向上しています。
MacBook Air(2019) | MacBook Air(2020) | |
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CPU |
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GPU |
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ベンチマーク
Core i7プロセッサのベンチマークデータがまだ出てきていないので詳細が分かり次第追加しようと思います。
モデル | CPU | シングル | マルチ |
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MacBook Air(2020) | Core i3 (1.1GHz) | 1100 | 2899 |
MacBook Air(2020) | Core i5 (1.1GHz) | 1174 | 3253 |
MacBook Air(2020) | Core i7 (1.2GHz) | – | – |
MacBook Air(2019) | Core i5-8210Y(1.6GHz) | 750 | 1551 |
MacBook Air(2018) | Core i5-8210Y(1.6GHz) | 710 | 1298 |
メモリ
MacBook Air(2020)は標準メモリは8GBとなっていますが、搭載メモリが2,133MHz LPDDR3 → 3,733MHz LPDDR4Xにバージョンアップされており、大幅に性能の向上がされている。
MacBook Air(2019) | MacBook Air(2020) | |
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メモリ | 8GB 2,133MHz LPDDR3(16GB変更可能) | 8GB 3,733MHz LPDDR4X(16GB変更可能) |
ストレージ
MacBook Air(2020)からストレージの最小容量が128GBから256GBへ増えています。SSDは容量の多い方が転送速度が向上するので嬉しいアップデートです。
MacBook Air(2019) | MacBook Air(2020) | |
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ストレージ | 128GB / 256GB / 512GB / 1TB | 256GB / 512GB / 1TB / 2TB |
Magic Keyboardを搭載

MacBook Air(2020)はバタフライキーボードから新しいシザー式の構造を採用したMagic keyboardを搭載しています。
バタフライキーボードはキートップが0.5mmの超薄型のキーボードとなっておりMacBook Airでは2018〜2019年モデルで採用されていました。
しかし耐久性の問題があり、故障が多発。海外で訴訟問題などにも発展しており2019年11月にMacBook Pro16インチで採用された新しい構造のキーボードとなっています。
オーディオ性能の向上

MacBook Air(2020)ではオーディオ性能が向上しています。MacBook Air(2019)よりも低音が2倍に。さらに音量は25パーセント大きくなりました。
スピーカーは今までもステレオスピーカーでしたが、従来のモデルよりもさらにワイドなステレオサウンドに対応し
Dolby Atmosの再生にも対応しているので広がりのあるサウンドを楽しめます。
MacBook Air(2019) | MacBook Air(2020) | |
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オーディオ性能 |
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ワイヤレス
Wi-Fi 6には非対応
Wi-Fi6への対応が期待されていましたが、今回は採用されませんでした。残念ですが時期モデルに期待です。
Bluetoothは5.0に対応へ
Bluetoothは5.0に対応した事により、ワイヤレス機器への接続性能が向上しています。
MacBook Air(2019) | MacBook Air(2020) | |
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Wi-Fi | 802.11ac | 802.11ac |
Bluetooth | Bluetooth 4.2ワイヤレステクノロジー | Bluetooth 5.0ワイヤレステクノロジー |
バッテリー
MacBook Air(2020)は従来のモデルより性能がアップと引き換えにバッテリー持ちが悪くなっています。
バッテリーの容量は従来のモデルと変わらず49.9Whとなっていますが性能の向上により消費電力が上がった為1時間ほど短くなっています。
MacBook Air(2019) | MacBook Air(2020) | |
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バッテリー容量 | 49.9Wh | 49.9Wh |
バッテリー持ち |
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6K displayの出力に対応

MacBook Air(2020)グラフィック性能の向上により、5Kまたは6K displayへ外部出力が出来る様になりました。これによりPro Display XDRへの出力も可能に!
MacBook Air(2019) | MacBook Air(2020) | |
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外部display |
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価格
MacBook Air(2020)は最小のストレージ構成が128GB→256GBになりさらに価格も安くなりました。
MacBook Air(2019) | MacBook Air(2020) | |
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128GB | 119,800円 | – |
256GB | 139,800円 | 104,800円 |
512GB | 161,800円 | 124,800円 |
新型MacBook Airは非常にコストパフォーマンスの優れたモデルとなっています。MacBook Proに比べて性能は劣るものの必要十分のスペックを要しているのでお勧めできるモデルへと進化しています。
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