Appleは2026年7月18日、日本国内向けの価格改定を実施しました。
今回の価格改定では、iPhoneやApple Watch、AirPods、AirTagなどのハードウェアに加え、Apple MusicやApple TV+、iCloud+、Apple Oneといったサブスクリプションサービスも対象となっています。
6月にはMacやiPad、Vision Proなどが値上げされたばかりですが、今回の改定によりApple製品・サービスのほぼ全ラインアップが新価格へ移行しました。
本記事では、今回値上げされた製品やサービス、新価格、そして価格改定の背景について詳しく解説します。
Appleが再び価格改定
Appleが日本で再び価格改定を実施
Appleは2026年7月18日、日本国内のApple Storeで価格改定を実施しました。
今回の対象となったのは、iPhone、Apple Watch、AirPods、AirTag、Apple Watch向け純正バンドなどのハードウェアに加え、Apple Music、Apple TV+、iCloud+、Apple Oneなどのサブスクリプションサービスです。
6月にはMacやiPad、Vision Proなどが値上げされましたが、今回はiPhoneをはじめとする主要製品や各種サービスまで価格改定の対象となり、Apple製品全体の価格が引き上げられる形となりました。
Appleは今回の価格改定について公式な理由を明らかにしていません。
しかし、日本のみで価格改定が実施されたことから、為替相場の変動や部材価格の上昇などが影響した可能性があるとみられています。
iPhone全モデルが値上げ
今回の価格改定では、販売中のiPhone全モデルが値上げされました。
最新のiPhone 17シリーズだけでなく、iPhone 16シリーズやiPhone 17eも対象となっており、モデルによって価格改定幅は異なります。
特にProモデルでは値上げ幅が大きく、最上位モデルでは20万円を超える価格となりました。
Apple製品の価格はここ数年で段階的に上昇しており、今回の改定によって日本国内での販売価格は過去最高水準となっています。
iPhoneの新価格一覧
| モデル | 旧価格 | 新価格 | 値上げ額 |
|---|---|---|---|
| iPhone 17e | 99,800円〜 | 107,800円〜 | +8,000円 |
| iPhone 16 | 114,800円〜 | 124,800円〜 | +10,000円 |
| iPhone 16 Plus | 129,800円〜 | 144,800円〜 | +15,000円 |
| iPhone 17 | 129,800円〜 | 142,800円〜 | +13,000円 |
| iPhone Air | 159,800円〜 | 177,800円〜 | +18,000円 |
| iPhone 17 Pro | 179,800円〜 | 194,800円〜 | +15,000円 |
| iPhone 17 Pro Max | 194,800円〜 | 214,800円〜 | +20,000〜25,000円 |
今回の価格改定により、iPhone 17は14万円台から、iPhone 17 Pro Maxは21万円台からの販売価格となりました。
ストレージ容量が大きいモデルほど値上げ幅も大きくなっており、購入を検討しているユーザーにとっては大きな影響が出そうです。
Apple Watch・AirPods・AirTagも価格改定
iPhoneに続き、Apple WatchやAirPods、AirTagなどのアクセサリー製品も一斉に値上げされました。
Apple WatchはSeries 11、Apple Watch Ultra 3、Apple Watch SE(第3世代)の全モデルが対象となり、AirPodsシリーズやAirTagも新価格へ改定されています。
さらに、Apple Watch向け純正バンドも値上げされており、ハードウェアだけでなくアクセサリーにも価格改定が及びました。
Apple Watchの新価格
| モデル | 旧価格 | 新価格 | 値上げ額 |
|---|---|---|---|
| Apple Watch Series 11 | 64,800円〜 | 69,800円〜 | +5,000円 |
| Apple Watch SE(第3世代) | 39,800円〜 | 42,800円〜 | +3,000円 |
| Apple Watch Ultra 3 | 129,800円〜 | 139,800円〜 | +10,000円 |
Series 11やSEは数千円程度の値上げにとどまった一方で、最上位モデルとなるApple Watch Ultra 3は1万円の値上げとなりました。
AirPodsの新価格
| モデル | 旧価格 | 新価格 | 値上げ額 |
|---|---|---|---|
| AirPods 4 | 21,800円 | 23,800円 | +2,000円 |
| AirPods 4(ANC搭載) | 29,800円 | 32,800円 | +3,000円 |
| AirPods Pro 3 | 42,800円 | 45,800円 | +3,000円 |
| AirPods Max(USB-C) | 84,800円 | 89,800円 | +5,000円 |
AirPodsシリーズは全体的に2,000〜5,000円程度の値上げとなりました。
特にAirPods Maxは約9万円となり、発売当初と比べても大きく価格が上昇しています。
AirTagの新価格
| 製品 | 旧価格 | 新価格 | 値上げ額 |
|---|---|---|---|
| AirTag(1個) | 4,980円 | 5,480円 | +500円 |
| AirTag(4個入り) | 16,980円 | 18,480円 | +1,500円 |
AirTagも値上げの対象となり、4個入りパックでは1,500円価格が引き上げられました。
Apple Watch向け純正バンドも値上げ
AppleはApple Watch向け純正バンドについても価格を改定しました。
スポーツバンドやスポーツループ、ソロループ、ブレイデッドソロループ、ミラネーゼループなど、多くのラインアップが対象となっています。
モデルによって値上げ幅は異なりますが、おおむね500円〜3,000円程度価格が引き上げられています。
Apple Watch本体だけでなく、アクセサリーも含めて購入を検討している場合は、以前よりもトータルコストが高くなる点に注意が必要です。
Apple MusicやiCloud+などサブスクも値上げ
今回の価格改定では、ハードウェアだけでなくAppleが提供するサブスクリプションサービスも一斉に値上げされました。
対象となったのは、Apple Music、Apple TV+、iCloud+、Apple Oneです。
一方で、Apple ArcadeやApple Fitness+、Final Cut Pro for iPad、Logic Pro for iPadなどのサービスは今回据え置きとなっています。
サブスクリプションサービスの新料金
| サービス | 旧料金 | 新料金 | 値上げ額 |
|---|---|---|---|
| Apple Music(個人) | 月額1,080円 | 月額1,180円 | +100円 |
| Apple Music(学生) | 月額580円 | 月額680円 | +100円 |
| Apple Music(ファミリー) | 月額1,680円 | 月額1,880円 | +200円 |
| Apple TV+ | 月額900円 | 月額1,050円 | +150円 |
| iCloud+ 50GB | 月額150円 | 月額180円 | +30円 |
| iCloud+ 200GB | 月額450円 | 月額550円 | +100円 |
| iCloud+ 2TB | 月額1,500円 | 月額1,700円 | +200円 |
| iCloud+ 6TB | 月額4,500円 | 月額4,980円 | +480円 |
| iCloud+ 12TB | 月額9,000円 | 月額9,520円 | +520円 |
| Apple One(個人) | 月額1,400円 | 月額1,550円 | +150円 |
| Apple One(ファミリー) | 月額1,980円 | 月額2,200円 | +220円 |
| Apple One(プレミア) | 月額2,950円 | 月額3,200円 | +250円 |
今回の改定では、iCloud+の大容量プランほど値上げ幅が大きくなっています。
特に12TBプランは520円の値上げとなり、今回の価格改定で最も値上げ額が大きいサブスクリプションとなりました。
既存ユーザーも新料金の対象
現在Apple MusicやiCloud+などを契約しているユーザーも、次回の更新日以降は新料金が適用されます。
契約内容に変更がなくても、自動更新時に新しい料金へ切り替わるため、継続利用しているユーザーは請求額の変化を確認しておくと安心です。
Appleからは、対象ユーザーに対してメールやアプリ内通知などで価格改定に関する案内が順次送られる予定です。
Appleが価格改定した背景とは
Appleは今回の価格改定について、公式な理由を公表していません。
しかし、複数の国内外メディアでは、今回の値上げには複数の要因が重なった可能性があると報じられています。
円安による為替の影響
最も大きな要因として挙げられているのが円安です。
Appleは世界共通の価格体系を採用しており、日本円の価値が下落すると販売価格との差が大きくなります。
近年は為替変動に合わせて日本国内の販売価格を見直すケースが増えており、今回の価格改定もその流れを受けたものとみられています。
生成AIの普及による部材価格の高騰
生成AI市場の拡大により、高性能メモリやNANDフラッシュストレージの需要が世界的に増加しています。
AI向けサーバーでは大量の高性能メモリが使用されることから、スマートフォンやPC向け部材の価格も上昇傾向が続いています。
Apple製品にはこれらの部材が数多く採用されているため、製造コストの上昇が販売価格へ影響した可能性があります。
ライセンス費用などのコスト増加
一部メディアでは、各国で求められるライセンス費用や知的財産関連のコスト上昇も価格改定の要因になった可能性があると報じています。
Appleは近年、Apple IntelligenceをはじめとするAI機能への投資や、サービス事業の強化も進めています。
こうした開発投資や運営コストの増加も、価格改定の背景にあると考えられます。
今後も価格改定が行われる可能性はある?
今後の価格動向は、為替や世界的な部材価格の推移によって左右される可能性があります。
円安がさらに進行した場合や、半導体・メモリ価格の上昇が続いた場合には、Appleが再び価格改定を実施する可能性も否定できません。
反対に、為替相場が円高へ戻り、部材価格が安定すれば価格が据え置かれる可能性もあります。
現時点でAppleから追加の価格改定について正式な発表はありません。
まとめ
今回の価格改定では、iPhoneやApple Watch、AirPodsといった主要なハードウェアに加え、Apple MusicやiCloud+などのサブスクリプションサービスも対象となりました。
6月に実施されたMacやiPad、Vision Proの値上げに続く今回の改定により、日本国内で販売されるApple製品・サービスの多くが新価格へ移行した形となります。
Appleは価格改定の理由を公表していませんが、円安や部材価格の高騰、AI関連投資など複数の要因が影響した可能性が指摘されています。
Apple製品の購入やサブスクリプションへの加入を検討している人は、今後の価格動向にも注目しておくとよいでしょう。

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