Appleは2025年3月5日、M4チップを搭載した新型MacBook Airを発表
12日発売となります。
新型MacBook Airは従来のデザインをそのままにチップ性能、各種ポート類のアップデートなど
細かい点がアップデートされ、より使い勝手が向上したモデルとなっています。
今回はM4モデルの変更点をまとめていますので購入の参考となれば幸いです。
M4 MacBook Airの進化ポイント
デザイン、本体サイズ
新型、M4 MacBook Airのサイズは引き続き13インチと15インチの2種類となります。
本体のデザインはM2シリーズからの変更はありません。
性能に関しては13インチモデルと15インチモデルではディスプレイサイズとスピーカーの性能に違いがあります。
13インチ | 15インチ | |
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ディスプレイ | 13.6インチ(対角)Liquid Retinaディスプレイ2,560 x 1,664ピクセル/広色域(P3) | 15.3インチ(対角)Liquid Retinaディスプレイ2,880 x 1,864ピクセル/広色域(P3) |
カメラ性能の向上
M4 MacBook AirはM3モデルの1080pカメラから12MPセンターフレームカメラへアップデートされました。
これによりビデオ会議やオンライン授業などでより高解像度での表示する事が可能になります。
リモートワークなどが普及した現在では重要な進化ポイントとなるでしょう。
M2/M3モデル | M4モデル | |
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カメラ | 1080p FaceTime HDカメラ/コンピュテーショナルビデオを活用した先進的な画像信号プロセッサ | デスクビューに対応した12MPセンターフレームカメラ/1080p HDビデオ撮影/コンピュテーショナルビデオを活用した先進的な画像信号プロセッサ |
M4チップ搭載
M4チップは10コアCPUと最大10コアGPUを採用しており、M1と比べて最大2倍の処理速度を実現しています。
M3チップとの比較ではシングルスコアでは約25%、マルチコアでは30%、GPUに関しては20%の性能向上となっています。
M4モデル | M3モデル | |
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CPUコア数 | 4つの高性能コアと6つの高効率コアを搭載した10コアCPU | 4つの高性能コアと4つの高効率コアを搭載した8コアCPU |
GPUコア数 | 最大10コアのGPU | 最大10コアのGPU |
Neural Engine | 16コア | 16コア |
メモリ帯域幅 | 120GB/s | 102GB/s |
メモリ容量 | 最大32GB | 最大24GB |
Thunderbolt 4ポート搭載
M4 MacBook Airではポート類もアップデートされています。
M3 MacBook AirではThunderbolt / USB 4ポート x 2からM4 MacBook AirではThunderbolt 4(USB-C)x2へアップデートされており、データ転送速度が最大40Gbpsに達します。
より高速なデータ転送が可能へ
また、Thunderbolt 4ポートは充電やデータ転送だけでなく、デイジーチェーン接続も可能です。
この機能により、複数のデバイスを一つのポートから連結して使用することができ、デスク周りの整理整頓が容易になります。
外部ディスプレイ2台接続が可能に
最大2台の6K外部ディスプレイをサポートしており、クリエイティブな作業やマルチタスクに最適です。
M3モデルでも2枚までのディスプレイに対応していましたが、MacBook Airのディスプレイを閉じた状態でないと使用できませんでした。M4モデルからはMacBook Airのディスプレイを含め3枚までの出力が可能になります。
新色スカイブルー登場
M4 MacBook Airではスペースグレイが廃止になり、代わりに新色のスカイブルーが登場。
M4モデル | M3モデル | |
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カラーラインナップ | スカイブルー/シルバー/スターライト/ミッドナイト | スペースグレイ/シルバー/スターライト/ミッドナイト |
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