Appleは4月21日にAppleシリコンを搭載した新型iMac24インチ(2021)を正式に発表しました。
新型iMacの特徴としては7色カラーバリエーション、デザインがフルモデルチェンジし角ばったフラットデザインに、ディスプレイサイズが24インチ4.5Kディスプレイになり
Apple Silicon(M1)を搭載。
価格は、154,800円から(8コアCPU/7コアGPU搭載モデル)。4月30日より予約受付が開始され、5月後半に発売を予定しています。
iMac24インチ新機能・特徴

デザイン・カラー

今回、発売された新型iMac24インチは約10年間もの間続いてきたデザインを刷新し初代iMacことiMac G3を思わせるかのようなカラーラインナップ全7色とさらにIntel製チップからApple Silicon M1
チップを搭載しさらなる薄型化に成功。
その厚さは11.5ミリとなっておりまさにiPad Proがそのまま大きくなったかのようなフラットデザインを採用。
リーク情報ではApple製モニターPro Display XDRの様なデザインになるとも言われていましたが、賛否両論あった顎の部分は新型モデルでもiMacに引き続き採用されています。
このアゴの部分には基盤やスピーカーユニットなどが搭載されており、全面にあったAppleロゴは廃止され背面にのみ配置されています。

カラーラインナップですが、7コアGPU搭載モデルはブルー、グリーン、ピンク、シルバーの4色のみ選択可能となり、8コアGPU搭載モデルはブルー、グリーン、ピンク、シルバー、イエロー、オレンジ、パープルの7色すべてが選択可能となっています。
ディスプレイ

新型のiMac24インチに搭載されるディスプレイは新しい24インチの4.5Kディスプレイを搭載。
解像度は4,480 x 2,520PXで密度は218ppi、輝度500ニト、広色域(P3)をサポート
画面サイズが21.5インチから24インチとなりTrue Toneテクノロジーにも対応しています。
4.5Kという画面解像度は他にはないApple独自か?
プロセッサ

新型iMac 24インチはApple Silicon M1チップを採用しており、
昨年発売された、MacBook Pro、MacBook Air、Mac miniと全く同じ物が搭載されています。
M1チップは4つの高性能コアと4つの高効率コアで構成された8コアCPU。
昨年発売されたMacBookとMac miniは従来のIntelプロセッサ搭載モデルに比べて大きく性能が向上しています。
Apple公式ではIntel製チップを搭載したiMacから最大80%向上しグラフィック性能は最大で2倍のパフォーマンスとなっっている模様です。
ストレージ
ストレージはスペックによって違いがあり7コアGPUモデルは256GB、512GB、1TBとなり8コアGPUモデルは最大2TBまで選択可能となっています。
メモリ
メモリは8GBが標準となりますが、MacBook、Mac miniと同様最大16GBまでの拡張が可能となっています。
ユーザー自身での交換は出来ない仕様となっているので長く使用したい場合は16GBを選択することをおすすします。
6スピーカーオーディオ搭載

新型iMac 24インチの内蔵スピーカーはフォースキャンセリングウーファーを2つ、高性能なツイーターを1つ搭載した6スピーカーシステムを採用。
さらにドルビーアトモスでのビデオ再生時は空間オーディオにも対応し過去のiMacのどのモデルと比較しても最も高性能となっています。
内蔵マイクについても新型iMac24インチは最も高性能となっており、高い信号対雑音比と指向性ビームフォーミングを持つスタジオ品質の3マイクアレイにより、Web会議などで雑音の少ないクリアな音声を相手に届けることが可能となっています。
FaceTimeカメラの性能向上
新型iMac24インチのFaceTimeカメラは1080pに対応しています。
M1チップの像信号プロセッサ(ISP)によっても画質が向上しています。
外部ポート

新型iMac 24インチは4ポートモデルと2ポートモデルの2つがあり
ポート数はGPUコア数によって異なっており、7コアGPUモデルはThunderbolt/USB-Cが2つ、8コアGPUモデルはThunderbolt/USB-Cが合計4つ搭載されます。
MagSafeの様なLANポート内蔵電源

新型iMac 24インチの電源は磁石によって着脱可能なMagSafeの様な電源コネクタを採用しています。
電源ケーブルの接続場所は背面下部となっておりケーブルも編み込み式に変更され耐久性が強いものになっています。

iMac24インチモデルは、電源が内蔵形から外付けのACアダプタが同梱されるようになっています。
筐体の薄さを実現するためにはこの様な形を取ったのでしょう。
外付けのACアダプタになったことでアダプタにLANケーブルを接軸することが可能となっています。
ただしこちらのACアダプタは8コアモデルにのみ同梱される様です。