Apple Silicon搭載 Mac mini、Geekbenchにベンチマークスコアが早くも登場
Appleは今月22日に行われたWWDC2020で年内中にもApple Silicon搭載Macを発表するを正式に発表。
今後2年間で全てのMacをIntel製チップからApple Silicon搭載の物に置き換える計画です。
また、今回Appleが開発者向けに貸し出しを行っている「A12Z Bionic」が内蔵されたDeveloper Transition Kit (Mac mini) はアプリ開発者向けに提供されており早くもGeekbench上でベンチマークが公開されています。
性能はMacBook Air(2020)と同程度か?
開発者向けに提供されているDeveloper Transition Kit (Mac mini) は「A12Z Bionic」プロセッサを搭載しRAMの容量は16GBを搭載、あくまでApple Siliconのアプリ開発用に使用する製品になっています。
開発者はAppleに500ドルを支払うことでこのデバイスを利用することが可能(要返却)
Geekbenchに公開されたスコア性能としてはシングルコアスコアは736~844、マルチコアスコアは2582~2962程度で
下位機種のMacBook Air(2020年)のシングルコアは1,005、マルチコアは2,000となっています。
ベンチマークスコアはRosetta 2上で動作の為、ネイティブスコアではない
「Rosetta 2」とはApple Silicon搭載MacにおいてIntelプロセッサ向けアプリをエミュレートするための機能になるため
Apple Silicon搭載モデル向けに開発されたベンチマークスコアが登場しない限り、正確なスコアが出てこないということになります。
また、一部開発者は「Rosetta 2」 を使用する事で実際の数値から3割減のパフォーマンスまで落ちてしまう事を挙げています。